外壁塗装・屋根塗装の付帯部は何で塗るべき?シリコンとの違いと塗料グレードの選び方【K.S美装】

フッ素塗料施工中

外壁塗装や屋根塗装を検討すると、業者からいろいろな塗料を提案されると思います。

● フッ素塗料

● 無機塗料

● ラジカル制御型塗料 …など

「耐用年数が長くて、長持ちしますよ」と勧められることも多いはずです。

ところが—— 外壁と屋根の塗料はグレードの高いものをすすめるのに、付帯部(雨どい・破風板・鼻隠し・雨戸・シャッターボックス など)は“色だけ聞いて、シリコンでサッと塗る”という提案も少なくありません。

● 「色はどうしますか?黒でいいですか?」

● 「付帯部はサービスでシリコン塗っておきますね」と説明されることもありますが、実際には“サービス”ではなく工事代金の中に含まれているケースがほとんどです。

K.S美装では、このやり方には疑問を感じています。

ここで言う「破風板(はふいた)」は、屋根の先端部分に取り付けられている板で、風雨から屋根の端を守るための部材です。「鼻隠し(はなかくし)」は、屋根の軒先に取り付けられた板で、雨どいを固定する役割もあります。どちらも正面からよく見える部分なので、劣化すると家全体の見た目にも大きく影響します。

この記事では、

● なぜ付帯部だけグレードを落とすとおかしなことになるのか

● K.S美装が「外壁・屋根と同等グレードの塗料」を推奨している理由

をお伝えします。

「外壁と屋根はフッ素・無機、付帯部はシリコン」よくある提案パターン

外壁・屋根に関しては、

● 「せっかく足場を組むなら、できるだけ長持ちさせたい」

● 「フッ素や無機で15年くらいもたせたい」

というお客様の希望に合わせて、高耐久の塗料を勧める業者がほとんどです。

ところが付帯部になると、

「色はどうしますか?黒でいいですか?」

といった色の確認だけで、塗料のグレードについてはほとんど説明されないケースも少なくありません。中には「付帯部はサービスで塗っておきます」と言いながら、しっかりその金額は他の作業の中に上乗せされている事もあります。

一見すると「そこまで細かいところは気にしなくていいのかな」と思ってしまいがちですが、 K.S美装としては、ここが将来の見た目やメンテナンス周期に大きく影響するポイントだと考えています。

外壁・屋根だけ高耐久、付帯部はシリコンだと何が起こるか

10年後、付帯部だけ先にボロボロになる

外壁・屋根をフッ素や無機などの高耐久塗料で仕上げた場合、 期待できる耐用年数はおおよそ「15年前後」と説明されることが多いと思います。

一方、付帯部を一般的なシリコン塗料で仕上げた場合、 耐用年数の目安は7〜10年前後と言われることが多いです。

つまり、

● 外壁・屋根:まだまだツヤも防水性も残っている

● 付帯部:色あせ・チョーキング・はがれが目立ち始める

という状態になりやすいのです。

結果として、**家全体を見たときに「付帯部だけ古く見える」「どこか痛んで見える」**というアンバランスな印象になってしまいます。

見た目だけでなく、メンテナンスの手間も増える

付帯部だけ先に劣化した場合、選択肢は次のどちらかになります。

1. 足場を組んで付帯部だけ塗り直す

2. 見た目を我慢しながら、外壁・屋根の次の塗り替えまで待つ

どちらを選んでも、**「せっかく外壁と屋根をいい塗料にしたのに、もったいない」**という状態になりやすいです。

K.S美装の考え方:付帯部こそ「外壁・屋根と同等グレード」を推奨

K.S美装では、

外壁と屋根に良い材料を使うのであれば、 付帯部だけグレードを落とさない方が、年数が経ったときの満足度が高い と考えています。

基本方針

● 外壁・屋根にフッ素や無機など高耐久塗料を使用する場合 → 付帯部も同じ塗料、または同等グレードの塗料を推奨

● 異なるメーカーを使う場合でも → 外壁・屋根と「耐用年数のバランスが近いもの」を選ぶ

こうすることで、

● 外壁・屋根・付帯部が同じタイミングで劣化してくれる

● 年数が経っても、家全体の見た目にちぐはぐ感が出にくい

● 次回の塗り替えも「家全体を一度にメンテナンス」しやすい

といったメリットがあります。

予算とのバランスも大事にしています

とはいえ、塗料のグレードを上げれば、その分だけ金額も上がります。 K.S美装でも、お客様のご予算はもちろん大切にしたいと考えています。

そのため、

● お客様のご予算

● これから何年くらい住む予定か(将来家を売却する事を考えているお客様もいらっしゃいます)

● 将来のメンテナンス計画(定期的に塗り替えるつもりか、今回をできるだけ長く持たせたいのか)

付帯部についても、白・黒・茶などの基本色をお選びいただいた場合は、 外壁・屋根と同等グレードの塗料を使いながら、できるだけシリコン塗料と近い価格帯でご提案するようにしています。

他にお客様のご要望をお伺いしたうえで

● 外壁・屋根・付帯部のグレードをどう揃えるのがベストか

● どこまでグレードを合わせると無駄がないか

を一緒に考えるようにしています。

K.S美装の担当者の様子]

こんな方には「付帯部も同グレード」で塗る価値があります

● できれば10年以上は見た目をきれいに保ちたい

● 「外壁だけツヤツヤで、付帯部が先にボロボロ」は避けたい

● 足場を組む回数をできるだけ減らしたい

● 将来的にも、きちんと塗り替えをして家を長持ちさせたい

こういった方には、 **「外壁・屋根・付帯部の塗料グレードを揃える」**ことを強くおすすめします。

まとめ:塗料選びは「部分ごと」ではなく「家全体」で考える

多くの見積もりでは、

● 外壁:〇〇フッ素

● 屋根:△△無機

● 付帯部:シリコン

というように、「部位ごとにバラバラに塗料を選ぶ」形になっていることがよくあります。

しかし、本来は、

家全体をどれくらいの期間・どんな状態で持たせたいか

から逆算して、外壁・屋根・付帯部の塗料を決めていくのが理想だとK.S美装は考えています。

印西市周辺で外壁・屋根・付帯部の塗料選びに迷ったら

株式会社K.S美装は、千葉県印西市小林北を拠点に、

● 印西市

● 佐倉市

● 我孫子市

● 成田市

を中心としたエリアで、完全自社施工の外壁塗装・屋根塗装を行っています。

「外壁と屋根はいい塗料を勧められているけれど、付帯部はどうしたらいいの?」
「見積もりにいろいろな塗料名が書いてあって、何が違うのかわからない」

という段階でも大丈夫です。

現地調査とあわせて、

● 今のお住まいの状態

● これから何年くらい持たせたいか

● ご予算とのバランス

をお伺いし、外壁・屋根・付帯部の塗料選びをひとつずつ整理しながらご説明します。

まずは一度、お気軽にご相談ください。

会社情報

会社名:株式会社K.S美装(ケーエス美装)
所在地:千葉県印西市小林北2-6-27
電話番号:0476-50-2032
対応エリア:印西市・佐倉市・我孫子市・成田市を中心に、その他近隣エリア
事業内容:外壁塗装/屋根塗装/コーキング工事/防水工事 など
施工体制:完全自社施工(現地調査〜お見積もり〜施工〜完了確認・アフターフォローまで一貫対応)

外壁や屋根、付帯部の状態が気になってきたら、まずはお気軽にご相談ください。
無料診断・無料見積もりにて、お住まいの状態と必要な工事内容をわかりやすくご説明いたします。

K.S美装代表
K.S美装代表
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