「高い塗料なのに20万円安い」の罠?外壁塗装の相見積もりでプロが教える「安すぎる見積もり」の裏側

外壁塗装の「安すぎる見積もり」への注意を促す比較画像。

「相見積もりを取ったら、他社の方がグレードの高い塗料を使っているのに、20万円も安かった……
これって本当にお得なの?」

こんにちは。千葉県印西市で30年、現場一筋で塗装に向き合ってきた株式会社K.S美装の佐藤で
す。

先日、あるお客様からこのようなご相談をいただきました。弊社が提案した塗料よりも上のグレード
(耐久性が高いとされるもの)を使いながら、工事総額は弊社より20万円も安い見積もりが出たとい
うのです。

お客様が「不思議だ」と感じられたその直感は、実は非常に正しいものです。塗装のプロから見れ
ば、この「高級塗料×激安価格」の組み合わせには、絶対に言えない裏側が隠されています。

1.塗装費用の「内訳」を知れば、激安の理由が見えてくる
外壁塗装の費用は、大きく分けて「足場代」「材料費(塗料)」「人件費(職人の手間代)」の3つで構成
されます。

高級な塗料を使えば、当然「材料費」は上がります。それなのに総額が20万円も安くなるということ
は、どこかで20万円以上のコストカットをしていることになります。

    足場代は安全基準があるため大幅には削れません。となると、削られるのは人件費(職人の手 間)しかありません。つまり、「良い材料を使います」と言いながら、その性能を100%引き出すた
    めの「丁寧な仕事(手間)」を捨てている可能性が極めて高いのです。

    2.高級塗料が「ゴミ」に変わる?手抜き工事の3つの手法

      どれほど高価で耐久性の高い塗料を使っても、施工がデタラメなら数年で剥がれます。20万円の差
      を生むために行われる「手抜き」の具体例は以下の通りです。

      ① 塗料を規定以上に薄める(希釈率の違反)
      高級塗料は1缶あたりの価格が高いため、水やシンナーで薄めて「かさ増し」をすれば、材料費を大
      幅に浮かせられます。しかし、これは塗料の分子を壊す行為。本来の耐久性は失われ、ただの「色
      のついた水」を塗っているのと変わりません。

      ② 工程を飛ばす(乾燥時間の無視)
      高級な塗料ほど、重ね塗りの間の「乾燥時間」が厳格に決まっています。工期を短縮して人件費を削
      るために、半乾きの状態で上塗りを重ねると、数年後に必ず「膨れ」や「剥がれ」が発生します。

      ③ 下地処理を「掃除程度」で済ませる
      塗装で最も手間がかかるのは、実は「塗る前」です。ひび割れの補修や、古い膜を削り落とす作業を
      20万円分カットすれば、見た目だけは綺麗な「欠陥工事」が完成します。

      3.私たちが「安売り競争」に参加しない理由

        お客様が不思議に思われた「20万円の差」は、私たちが「お客様の家を15年、20年守り続けるた めに、どうしても譲れない手間代」です。

         ● 30年の経験に基づく正確な面積測定: 面積を誤魔化さず、必要な塗料の缶数を正確に算出
           します。
         ● メーカー規定の厳守: 塗料の性能を最大化するため、計量器を使って希釈率を守ります。
         ● 社長自らの最終チェック: 現場を離れず、私が責任を持って「完璧な下地」を確認します。
           安く契約を取るために品質を落とすことは、職人としてのプライドが許しません。

        4.「見えない部分」にこそ、お金をかける価値がある

          外壁塗装は、家電製品のように「どのお店で買っても同じ品質」ではありません。「誰が、どう塗るか」
          で寿命が10年も変わる特殊な買い物です。

          「高級塗料だから安心」という言葉に惑わされないでください。本当の安心は、その塗料を正しく扱う
          「職人の手」に宿ります。もし他社の見積もりで不安を感じたら、ぜひその見積書を私に見せてくださ
          い。何が削られているのか、プロの目でありのままを解説いたします。

          よくある質問(Q&A形式)

          Q:高いグレードの塗料なのに安い見積もりが出るのは、企業努力ではないのですか?
          A: 塗料メーカーの仕入れ価格には限界があります。同じ高級塗料を使って20万円も安くなる場合、
          それは企業努力というレベルを超え、職人の作業時間を削る(=工程を省く)ことでしか実現不可能
          な数字であることがほとんどです。安さの裏にある「リスク」を慎重に見極める必要があります。

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          得る合理的理由
          ※無機・フッ素塗料を検討中の方へ。ライフサイクルコストを最適化する「戦略的選
          択」について解説しています

          Q:塗料の「缶数」を見積書に書いてもらうことはできますか?
          A: はい、もちろんです。K.S美装では、メーカーのカタログに記載されている「標準施工量」に基づ
          き、お住まいの面積に対して何缶必要かを明確にご提示します。

          Q:1級塗装技能士が施工すると、なぜ安心なのですか?
          A: 1級塗装技能士は、実務経験7年以上かつ厳しい国家試験に合格した者に与えられる資格です。
          塗料の性質、下地との相性、気象条件による判断など、高度な知識と技術を保有している証です。
          K.S美装では、この資格を持つ私が全現場の責任を持つため、高品質な施工を均一に提供できま
          す。

          弊社施工事例も御覧ください

          【会社情報】
            ● 会社名: 株式会社K.S美装
            ● 代表者: 佐藤 和裕(職人歴30年、1級塗装技能士)
            ● 所在地: 千葉県印西市小林北2丁目6番地27
            ● 対応エリア: 印西市を中心に、佐倉市、成田市、我孫子市、その他地域も対応可能です
            ● 強み: 完全自社施工(社長が現地調査から施工まで一貫対応)、防水工事にも対応

          K.S美装代表
          K.S美装代表
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