【完全公開】なぜK.S美装のコーキングは長持ちするのか?プロが教える「打ち替え工事」全5ステップ

「ただ隙間を埋めるだけ」ではありません!

印西市・佐倉市・我孫子市・成田市・印旛郡の皆様、こんにちは。

株式会社K.S美装の代表です。

外壁塗装の見積もりにある「コーキング工事」という項目。

「古いゴムを取って、新しいのを入れるだけでしょ?」と思われがちですが、実は職人の腕と性格が
一番出る作業なんです。

【重要】なぜK.S.美装は「増し打ち」を推奨しないのか?

作業工程のご紹介の前に、これだけはお伝えさせてください。

コーキング工事には、古いゴムの上から薄く塗る「増し打ち」と、古いゴムを撤去して新しく打つ「打ち
替え」の2種類があります。

私たちK.S.美装は、構造上カッターを入れられない場所(カッターナイフが入らない場所)を除き、安
易な「増し打ち」は一切推奨していません。

理由はシンプルです。「すぐに剥がれてしまうから」です。

薄い膜のようなゴムでは、建物の動きや寒暖差による膨張・収縮に耐えられず、数年でまた隙間が できてしまいます。

家を長く守るためには、手間がかかっても「完全撤去からの打ち替え」により、ゴムの厚みをしっか
り確保することが絶対条件だと考えています。

これからご紹介するのは、私たちが標準施工としている「高耐久・打ち替え工事」の全工程です。

工程1:既存コーキングの撤去(カッター入れ)

まずは、古くなって硬化したゴムをカッターで切り取ります。

ここが一番重要で、一番大変な作業です。

★K.S.美装のこだわり

古いゴムが壁に残っていると、新しいゴムがうまく密着しません。

私たちは時間をかけて、壁の断面(小口)にこびりついた薄いゴムまで、カッターとペンチを使って**
「完全に」取り除きます。この一手間が、10年後の持ちを左右します。

工程2:養生・プライマー(接着剤)塗布

目地の周りが汚れないようにテープを貼り、その後に接着剤であるプライマーを塗布します。

この2つの準備作業が、仕上がりの美しさと密着性を決めます。

また、この時に非常に重要なのが「ボンドブレーカー」の確認です。

これは、目地の底に貼る特殊なテープのことで、コーキングが底面にくっつかないようにする役割が
あります(2面接着)。

古いコーキングと一緒に剥がれてしまった場合は、必ず新しいボンドブレーカーを貼り直します。これ
をサボると、地震などで壁が動いた時にコーキングが無理に引っ張られて、すぐに切れてしまうから
です。

👉[ボンドブレーカーの重要性についてはこちらの記事で詳しく解説しています]

★K.S.美装のこだわり

テープは凸凹に合わせて指でしっかり圧着させ、ラインをビシッと出します。

そしてプライマーは見えなくなる透明な液体ですが、薄めず「たっぷりと」塗り込みます。壁に吸い
込ませるように塗ることで、強固な密着力を生み出し、後々の剥がれを防ぎます。

工程3:コーキング材の充填(打ち込み)

専用のガンを使って、コーキング材をたっぷりと注入します。

中に空気が入らないように、一定のスピードで打っていく技術が必要です。

★K.S.美装のこだわり

材料をケチらず、奥までパンパンに詰め込みます。量が少ないと、目視ではできないところに隙間が
できる可能性があります。

工程4:ヘラ押さえ(ならし)

充填したコーキング材を、専用のヘラで均(なら)していきます。

ただ平らにするだけでなく、「グッと押し込んで圧着させる」ことと、「表面を滑らかにし、表面からあま
りへこませないようにします」

★K.S.美装のこだわり

サイディングの目地幅や深さに合わせて、何種類ものヘラを使い分けます。兄弟それぞれお気に入
りの「自作ヘラ」を持っています(笑)。

工程5:養生撤去・完了

コーキング材が乾ききる前に、素早くテープを剥がします。

テープについた材料が周りに付かないよう、慎重に行います。

これで完了です!

新しいコーキングは弾力があり、地震の揺れや気温の変化による膨張・収縮に追従して、雨水の侵
入をシャットアウトします。

「論より証拠」です!実際の仕上がりをご覧ください

口で言うのは簡単ですが、実際の仕上がりはどうなのか?

K.S.美装が手がけた、コーキング打ち替えを含む施工事例を公開しています。

ビフォーアフターの違いを、ぜひその目で確かめてみてください。

👉 【施工事例】コーキング・外壁塗装の事例一覧はこちら

見えない下地こそ、確実な施工を

コーキング工事は、上から塗装をしてしまえば全く見えなくなります。

だからこそ、「古いゴムが少し残っていてもバレないだろう」「プライマーは適当でいいや」と考える業
者も残念ながら存在します。

しかし、私たちK.S.美装は違います。

「自分たちの仕事に嘘をつきたくない」

その一心で、見えないカッター入れやプライマー塗布を、誰よりも丁寧に行っています。

「うちの目地は大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。

私たちがプロの目で診断いたします。

株式会社K.S.美装

〒270-1313 千葉県印西市小林北2-6-27
電話:0476-50-2032
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